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病院の日。
人との接し方に自信がないとか、女性が恐いとかそんな話をした。



「仮定の話をしたってどうしようもないでしょう。貴方を馬鹿にするような人間とは付き合わなければいいんだよ」



なんか凄い強い口調で、言葉を遮られて言われてしまった。
生きるために、人として最低限でいるためにバイトを探さなきゃと思っても、フラッシュバックみたいに過去のことを思い出して、凄く苛々してしまうんです。
そりゃ仮定の話をしたって仕方ない。
それは判りきってることで、でもそれができなくて苦しんでいるんだけどなぁ。
普通の人は、自分を馬鹿にするような人とも共存しつつ仕事をしているんだと、これは私の勝手な思い込みなのかもしれないんですけれど。
でも、そうですよね?
みんな我慢して生きてる。
でもどうしても過去を忘れられなくて、声が出なくなって仕事中に泣きそうになって。
そんな風になっちゃうから、恐くて行動できない。
バイトを探しながら「仮定の話」を妄想するのは、ある意味もう習慣みたいになってて、ひとりでどん底に落ちて行ってるんですが。
どうしたらいいのかなぁ。
私はワガママを言ってるだけで、きっと先生はそんな私の診察をするのも面倒なのかもしれない。

どうしてこうなったのかなぁ。
私はダメな人間ってだけなんだなぁ。
薬を飲んでたって、何か変わってるように思えない。
眠れない、夢を見ながら起きてる、金縛りみたいになって苦しい。
でも笑ってるし本も読むし音楽も聴いてる。
集中力なんて欠片も無いけど、一応動いてる。

もう嫌になってきたなぁ。
そう言って何年経ったんだっけか。
死ぬかなぁって思ってた年齢は過ぎていった。
なんで死ななかったんだろう。
馬鹿だな私は、ほんとに馬鹿だ。
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material by 青の朝陽と黄の柘榴

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